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初回カウンセリング(歯列矯正相談)

現在お持ちの困っていること、心配なことを丁寧にお聞きします

 30分から1時間位のお時間をご用意下さい。

 症状・悩みなどの話を聞き、矯正治療のおおまかな説明、見通しをお話します。専門ならではの”目”から診た歯列矯正の利点や欠点、そして、”治療後はこうなる!”と言ったお話しをします。

 当院では、歯列矯正治療は決して楽ではないということをまずお話します。矯正治療は期間もかかります。装置がお口に入るということは、違和感が必ず生じます。歯が動くときも同様に違和感があります。こういったマイナス面もすべてお話しします。あなたが、途中で「こんなに大変だとは思わなかった~!」と感じることのないよう、私たちとあなたとの信頼関係のために、マイナス面も包み隠さずお答えするのです。
 当院で、初回カウンセリングで最も大切にしているポイントは、

   悩みや不安を全て聞く
   専門用語を使わず、わかりやすく説明する
   マイナス面を隠さない
   きっちりした料金説明をする
   治療を強要しない

 です。あなたのお口の健康の手助けをすることをお約束します。

 今年の夏頃のある一人の小学生が初回コンサルタンに来院しました。
 一緒にいらしたお母様が開口一番、

 「歯を抜かないで矯正できますか?」

 という質問をされました。
 歯を抜かない歯列矯正治療は、我々の願いではありますし、なるべく抜かないように治療を行っています。ただ、現実には、全ての患者さんを抜かないで治療するのは不可能です。初診時に、ある程度の可能性をお答えしていますが、実際には精密検査を行わないと、お答えできないことがあります。

 この方にも

 「おそらく大丈夫だと思いますが、精密検査後に確実なお答えをします」

 とお答えさせていただきました。

 専門的な話をすると、歯を抜かないで治すということは矯正歯科医にとっては方法の一つであって、目的にはなり得ないのです。矯正歯科医は、まず歯を抜かないですべての問題が解決できるための治療計画を立案にかかります。練りに練ったあげく、どうしても並びきらないという結論に至って、やっと次に歯を抜く計画を立てるんですよ。正しい咬み合わせを作るために、歯を抜いて並べ直すということです。歯を抜いて治すのは、治療を受ける側だけではなく、治療するサイドから考えても勇気ある決断なんです。それを、ひとまとめに”抜かずに治せます”とうたっているのは私には??です。

 私は、安易な説明をすることで、過度の期待を持たせることを避けたいとも思っています。
 それ以上に、明らかな場所不足を無理して並べることで、歯が前にとび出したり、口元がもこっとしたりといった不具合が生じ、お口の健康が維持できないのです。

 そう言ったことも含めてすべてに納得いただいて、精密検査をしていただくよう努めています。

精密検査

 診断・治療計画を立案するのに必要なレントゲン・歯型・口の中の写真をとらせていただきます。時間は1時間弱をご用意下さい。

 歯型とりが苦手な方に少しでも楽をしていただこうと、一番早く固まるタイプの材料を使用しています(早くしないと固まってしまうので、我々の手際のよさが試されています ^_^;)。

 レントゲン検査は避けられないものですが、当院では、被曝量を最小限にする努力を惜し真ないことを皆さまにお約束しています。その一つとして、デジタルレントゲン器機を採用しています。従来のレントゲンに比べ、1/10の被曝量であるとのデータもあるようです。また、体を覆うエプロンも、遮蔽効果は同じなのに1/3程軽量化した”スーズガード”と言うものを使っています。ほんの数秒間ですが、少しでも皆さまに快適な診療をしたいとの思いから採用しました (^_^)。

診断・治療計画説明

 精密検査のデータをもとに、診断をし、決定した今後の治療についてご説明します。パソコンを使って、骨格の分析や歯の分析を行い、模型上で歯を並べるシミュレーションを行っていますので、完成予想図を見ながら治療方法を説明します。
 歯列矯正治療の場合、あなたのご意見・ご希望なども治療方針に影響しますので、この時点でも疑問点がありましたら遠慮なくお申し出ください。治療計画が決まった時点で、最終的に治療を開始するか確認します。

治療スタート

 子供の矯正 (乳歯が残っている子供)

 永久歯の萌える場所を確保するために、顎を広げたり、顎の成長発育を利用して、顎のずれ・歪みを修整することがあります。顎のずれがあまりにも大きい場合には家で使ってもらう装置の使用をします。治療期間は3年ほどかかることが多いですが、場合によっては6ヶ月程度で修整が完了するかもしれません。

 マルチブラケット治療 (永久歯が萌え揃っている方=概ね12歳以降はこの装置が可能です)

 すべての歯にブラケットを付け、本格的なはならび治療を開始します。3-4週間に1回のペースで来院していただきます。ブラッシングの悪い患者さんは毎週クリーニングをします。治療期間は、平均して2年ほど、ただし個人差があります。

 マルチブラケット装置による歯の移動が終了したら、歯が元に戻ろうとするのを防ぐためリテーナーという装置を使用します。期間は2~3年で、この間は2ヶ月に一回診察を受けていただきます。基本的には上下とも裏側から止めますから、マルチブラケット装置のように目立つことはありません。

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